虹の彼方へ 2024

窓辺の天使たち
生まれながらにして下を向いている雪のしずく。窓辺の天使たちはあたたかい落ちた涙を拾い上げてくれる。

ひらかれた夜梅
真っ暗闇のなかで春につなぐ夜梅の風が甘酸っぱいほのかな香りを運んでくれている。

虹を見たかい
覚えているかい。あの七色の影にもたれ雨上がりの虹を見上げた、きみの輝くひとみを。
覚えているかい。あの七色の影にもたれ雨上がりの虹を見上げた、きみの輝くひとみを。

桜の花の咲くころに
桜はいつも満開になるまで見つめ続け、散る瞬間まで目に焼きつける。またあなたに出会えることを花びらに託して。

イーリスの伝言
二十八夜月の前夜。目を閉じるとあなたへ大切な八つの伝言が七色の星空に染まっている。

虹の彼方へ
あまりにも星が鳴り止まないので虹と遠くへ行きたくなった。さぁ、いますぐ虹の世界をつくりにゆこう。
あまりにも星が鳴り止まないので虹と遠くへ行きたくなった。さぁ、いますぐ虹の世界をつくりにゆこう。

発進
夢はこころで絵をえがくことから。勇気をだして言葉をえらび、ひとりの夜があければ夢のタネがふってくる。
夢はこころで絵をえがくことから。勇気をだして言葉をえらび、ひとりの夜があければ夢のタネがふってくる。

たいようとつきのあいだ
たちどまって、つばさをやすめてふりむけば、つきとたいようときみのひとみが虹とつながる。
たちどまって、つばさをやすめてふりむけば、つきとたいようときみのひとみが虹とつながる。

輝く星
ぼくの目のまえには輝く無数の星でいっぱいだ。ちいさな星に照らされたぼくのこころはいつもまぶしい。
ぼくの目のまえには輝く無数の星でいっぱいだ。ちいさな星に照らされたぼくのこころはいつもまぶしい。

虹の火の粉が舞うとき
わたしの熱はひかりを待ち続けた虹の火の粉、あなたへの祈りでもありました。
わたしの熱はひかりを待ち続けた虹の火の粉、あなたへの祈りでもありました。

エンジェル・スター
いま放つ、フランネルの温もり。七つの希望と無数の星花が渦を巻く夜空へ向かってきみに届くとき。
いま放つ、フランネルの温もり。七つの希望と無数の星花が渦を巻く夜空へ向かってきみに届くとき。

ムーンハロとシクラメン
いま、ムーンハロとシクラメンのひとみのあいだから感謝の源水があふれ出ているよ。
いま、ムーンハロとシクラメンのひとみのあいだから感謝の源水があふれ出ているよ。